くしゃみ、鼻水、目やにが多いと思ったら猫風邪を疑いましょう

 
猫風邪をこじらせた猫

動物も人間と同じように風邪をひきます。もちろん猫も人間と同じように風邪をひきます。特に免疫力の弱い、老猫や子猫は風邪をひきやすく、ずっと外で生活している野良猫も猫風邪に感染していることが多いです。

考えられる猫風邪の原因

よく猫風邪と呼ばれますが、実際には、以下の3点の単独感染、または複合感染によって起こることがほとんどです。

  • ネコ伝染性鼻気管炎(ヘルペスウイルス)
  • ネコカリシウイルス感染症(カリシウイルス)
  • クラミジア感染症(クラミジアウイルス)

特にヘルペスウイルスとカリシウイルスは症状を悪化させるウイルスですが、この2つのウイルスにはワクチンがあるので接種しておくと予防でき感染しにくくなります。代表的なワクチンは以下の通りです。

  • 3種混合ワクチン
  • 4種混合ワクチン
  • 5種混合ワクチン
  • 7種混合ワクチン

しかし猫風邪は複数の病原体の感染によるものなので完全に予防することは難しいです。

猫風邪に感染する経路

感染している猫のくしゃみ、目やに、唾液など分泌物や、排出物に触れると感染します。また、飼い主が感染猫に触ったことにより感染したり、感染猫が使っていたおもちゃや毛布から感染することもあります。空気感染の可能性もあります。

多頭飼いしていて感染猫が出てしまった時の注意点

上記のように感染する経路は多々あり、風邪のウイルスは抵抗力が強いので一匹が感染してしまうと他の猫に感染してしまう確率があります。更なる感染を防ぐため、動物病院で猫風邪と診断されたら感染猫は隔離しましょう。そして感染猫の使っていた食器やトイレなどは、アルコール消毒では無く、塩素系消毒剤できれいにし、感染していない猫ちゃんにしばらく触れないようにして下さい。ウイルスは乾燥したところだと8日間、湿度の高いところだと10日間生きると言われています。

猫風邪の症状と治療

猫の風邪も人間の風邪と似たような症状です。潜伏期間は1~3日、2~10日という資料があり、まちまちです。猫のウイルスなので人や犬など他の動物に感染することはありません。

猫風邪の主な症状

くしゃみ、鼻水、結膜炎、咳、口内炎、目やに、発熱などです。軽度の場合は3、4日で治りますが、症状が重いと40度以上の高熱、食欲不振、脱水症状を併発し衰弱死してしまうこともあります。特に多頭飼いの場合は、感染が広がる可能性があるので早く動物病院で獣医師さんの診察を受けましょう。

猫風邪の治療法

主に細菌の感染を抑えるため、抗生物質を処方されますが、抗ウイルス作用のあるインターフェロンという薬を注射する場合もあります。食欲不振や脱水症状が見られた場合は、点滴を打ってもらいます。目やにがひどい場合は点眼薬も処方されます。以上、代表的な治療法ですが感染したウイルスにより症状は大きく異なるので、症状にあった治療をしていきます。
かなりの重度の症状の場合以外入院することはほぼありませんが、家庭での治療の場合は、清潔な場所で安静にし、食事をきちんとすることがポイントです。あまりご飯を食べない場合は、栄養価の高いものに変えたり、食べやすいように工夫して下さい。また処方された薬は症状が緩和されても最後まで与え続けましょう。多頭飼いの場合は二次感染を防ぐため隔離しましょう。

 

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